清掃生活　＊ seinarukurashi

連休中は、勉強のために3日間家を空けた。

「仕事ぢゃあないんだろっ」
という怒りオーラをかもしだしつつも、夫は最終的に了解してくれた。
しかし私としては、かなり後ろめたい。

本当は「行っておいで」と笑顔で送り出してほしいものだが、それはわがままというもの。
相手にもいやな顔のひとつやふたつする権利はある。
相手のそんなところまでをも変えようとするところから、不幸ははじまるのだ。

なんてことはさておき、勉強に行ってきた。

刺激的な3日間。
その場では、私はいわゆる「できの悪い子」のほうである。
能力でも経験でも、ついていくのもせいいっぱい。

でも不思議と劣等感をまったく感じない。
誰かより優れているとか劣っているとか、そんなことはどうでもいい。
ただただ未知の世界を学ぶのが楽しいだけだ。

私にとって「わからないこと」っておもちゃ箱みたいなものなのだなあ。

で、結局その3日間でわかったことは、自分の無知さかげんと無力さかげん。

落ち込んだかって？　とんでもない。
何回も何回も、そこに戻ってこられることをお祝いしたい気分である。