テーマ:本のある暮らし(3315)
カテゴリ:本
大きなお仕事の帰りには、気分転換が必要である。
気分転換…言葉で書くと軽いもんだが、私にとっては「おきよめ」とか「お祓い」に近い。 仕事の気分を引きずっていると、あっというまに日常が侵食されてしまう。 そんなときには、本を読むのが一番である。 しかし昨日はあまりにも疲れていて、相当強力な「お祓い」をしないと日常には戻れない予感。 しかも、手持ちの本ではその役目を果たしそうにもない。 そこで、ふらふらと立ち寄った本屋さんで手に取ったのが、この本。 「岳」(1) 石塚 真一 (著) 小学館:発行 コミックなので手軽に気分転換できるかな、と思って読み始めたら、予想外の結果に。 もうどうにも止まらない。 気分転換どころか猛烈に胸に押し寄せてくるものがあり、目も鼻も真っ赤になるほど泣いてしまった私である。 これは息子にもぜひ読ませたいな。 ああ、続きの巻も買わなくちゃ。 ネットで調べると、なんと5巻まで出ているではないか! ひええ。即座にお金の計算をする私であった。 この本は、以前友人からそのうわさを聞いていた。 こんな機会でもないと、手に取るチャンスはなかったかもしれない。 そう思うと、大変だったお仕事にも感謝、である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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