カテゴリ:家族
先週から足を引きずっていたわが家の柴犬(コロ)。 ついに歩けなくなってしまった。 わが家の一員として熊本からやってきたコロも、もう7歳。 中年、いや老犬、かもしれない。 いつまでも元気でやんちゃな青年と思っていたら、気がつくともう、、、である。 あと3年~5年くらいしか一緒にいられないかもしれない。 そう思うと、同居しているうちの母も。。。である。 (犬と一緒にしちゃ悪いけど) 先日母に「パソソコンを教えて」と頼まれ、二人並んでパソコン画面を見ていたとき、ものすごい加齢臭に気づいたのだ。 思わず母の横顔を見る。 うわ。 こんなにおばあさんだったっけ? 顔も手もしわしわだ。 背中がこんなにまるかったっけ? 正直言って驚いた。 今まで一緒に暮らしていて何を見ていたんだろう。 私が見たりかかわったりしていたのは、昔の母のイメージでしかなかったんだなあ。 極端に世話焼きで、しつけにうるさくて、娘にいちいち口や手を出す昔の母のイメージ。 しかし今、現実に目の前にいるのは、背中の曲がったおばあさんである。 こんなお年寄りに、いちいち腹を立てたり家のことで権力争いしている自分が心底愚かしく思えてくる。 あと何年、一緒に暮らせるのか。 ぼんやりなんとなく暮らすにはもったいない。 「自分の思い込みから」ではなく、ちゃんと目の前の人を見て、一緒に暮らしたい。 (人だけじゃなく、犬もね) さてこれから、まずは老犬を病院に連れて行くことにします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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