清掃生活　＊ seinarukurashi

九州は大分県へ出張。

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「女ですもの」（ポプラ文庫）
内田春菊とよしもとばななの対談本。

春菊さんはあいかわらず義父母や戸籍制度への愚痴口撃が満載。

「前の世代に一服盛って歩くしかないかも。だってそこが変わってくれないと（略）必ず衝突してしまうもの」
と、あくまでも「私が正しい悪いのはあっち側！」と息巻く春菊氏に対して、

「（上の世代だって）人生をかけてそう思っているんだから、しようがないよ」
「（上の世代の価値観は）完璧な世界だから、もうそっとしておくしかない」
と、あくまで毒の中和役に徹するばなな氏。

いやあ、どっちが大人なんだか。
若かりし頃は春菊派の意見だった私も、いまやばなな氏寄りの意見になりつつある。

だってそうしていかないと、いつまでたっても上の世代とは仲良しになれないんだもん。
なんてことを考えながら、くたくたになって帰宅した私であった。