この4月から、私の好きなキルト作家:小関鈴子さんの連載が
NHKの「おしゃれ工房」に載っています。
で、毎月購入しているのですが、作家:重松清さんのエッセイも連載されているんです。
これ結構、気に入ってまして…
ここを始めたばかりでもあるので、その第一回目の「始める」にあった言葉。
”「始める」と言う言葉の「始」は、なぜ「おんなへん」なのだろう。…略…「始」は、もともと「つかさどる女性」の意味だったらしい。要するに、偉い女性。リーダーの女性。周囲に指示を送るためには「台」の上に乗っていたほうがいい、というわけだ。
ところが、それがやがて「ものごとのはじまり」を意味する「胎」と通じて、現在の意味になったのだという。…略…「胎」といえば「胎児」---生まれる前の赤ちゃんである。確かに、一つの命の始まりは胎児から。これがおおきなポイント。わが子の命と胎児の段階から付き合えるのはまさしく女性の特権なのだ。…略…「わたしがおなかを痛めて産んだ子なんだから」という一言の持つ強さだ。これは父親にはぜーったいに言えない。”
私もこの人生の中で、唯一後悔していないことは子供を産めた事って思っています。
この世で、命かけても守りたいと思える存在があるって、ある意味幸せなんだろうな~。
最近日本語のクイズ番組とか増えてる感じがするけど、語源って面白い、日本語ってすごいな~とも、思ったのでした。