大勝軒 十五夜(じゅうごや)
新宿御苑は新たなラーメン激戦区となるかもしれない。既にこっちに出店した青葉はもちろん、新たにできたひるがおも注目されている。近くにも博多天神がある。そして、今年7月ができた「大勝軒 十五夜(じゅうごや)」も注目されている。経営者は元練馬にある「神楽屋」の店主と大勝軒で修業した人だという。「神楽屋」の店主は東池袋大勝軒と二郎で修業して、練馬で「和風トンコツラーメン」を掲げて、「神楽屋」を開いた。大久保に移転した時、メニューを鰹だし醤油らーめんに変えたが、去年閉店した。現在、元神楽屋の跡は新宿大勝軒となった。 そして、今年7月、元神楽屋の店主と大勝軒で短期修業した人とともに、新宿御苑に出店した。それは「大勝軒 十五夜」だ。もちろん、経営者二人が東池袋大勝軒で修業したことがあるため、この店は東池袋大勝軒系の店だと考えられる。もともとまだ東池袋大勝軒系だから、ちょっと行く気を失ったが、インターネットで、この十五夜の評価がよいことがわかった。そのため、わしはついに十五夜に来た。 つけ汁の外見は東池袋大勝軒系の七福神のような薄い味みたいなのだが、実際に飲むと魚介の味が想像より強い。また、ほかの大勝軒系の店に比べて、つけ汁の上で浮かんだ化学調味料も少ないみたいだ。スープに対しての自信がある店だと思う。チャーシューは東池袋の固いものではなく、柔らかくて、かなり普通なチャーシューだ。しかももり豚を注文したのに、三枚しか入らない。メンマも東池袋より薄い。 全体からみればままだ。確かに東池袋大勝軒系のほかの店よりつけ汁のレベルが高いが具はちょっと気が弱いように感じられる。麺の量と関係ないで同じ値段だが元々大勝軒系のほかの店に比べて量が少ない。麺とつけ汁で勝負しようとするかもしれないが、具の量が少ないので、値段が高いと思う。