18/026 麺屋武蔵 神山店:特製武蔵拉麺
主な仕事をほぼ済んだが、ほとんど自分の時間が作れないままで出張の最終日を迎えることになりそうだ。明日にも重要な仕事が控えてあるので、早い夕食をしようか。台湾なら中休のあるご当地のお店が多い。というわけで、ラーメン屋?「麺屋武蔵 神山店」へ。あの麺屋武蔵が台湾で出した二番目の支店だ。 店はスナック、パブ、飲み屋が多い地域にあるが、かつて日本人が多い、あるいは日本人のお客さんを招待するためのお店が多い地域でもある。また、サラリーマンが多い界隈でもある。ある意味で集客しやすい地域かな。 三分の二の席が埋まっている。台湾という地域、および午後4時という時間帯からみればかなり繁盛していると言ってもよかろう。特製武蔵拉麺を注文し、麺の固さを普通とお願いした。麺屋武蔵なのに食券機ではないのでちょっと慣れていないが、台湾の人はまだ食券機に慣れていないってことで納得。 かつて交流したことのあるハルヲちゃんは訪問したことがあるが、店は味をリニューアルしていたようじゃ。今の武蔵らしき動物魚介スープだが、えび油も使用するってこと。ところが、スープは台湾人の味に合わせるため薄目にしたようで、油の甘味がかなり突出している。やや縮れで、厚みのある中太麺は麺屋武蔵そのもので、もちもちしておいしいが、薄目のスープに勝っている。味玉は半熟ではないが、台湾人が半熟の玉子に慣れないので納得できる感じだ。炙りバラ肉チャーシューは味付けと炙りの具合がよかった。 かつて本店と青山だけでなく、今の神山の味を表現したとは言えないが、日本のラーメン屋が台湾に出店すれば、このように味を調整せざるを得ない、および品質の維持に悩まされるって困難に直面するってことだね。