22/324 旭川塩らーめん すがわら:特選らーめん(塩)、道産とろろ昆布(サービス)
勤務が終わった後に、電車で人形町界隈へゴー。この数年間で見たい時代劇の芝居がないので、明治座へ行くチャンスがなくなって、この周辺での散歩ができなくなった。今日少し余裕があるので、ちょっとこの辺でふらふらしたいのだ。 帰宅の前にもう一杯を食おう。この界隈で食事するのも、10ヵ月ぐらいぶりだった。今年の夏にオープンしたばかりの「旭川塩らーめん すがわら」に入店。旭川の有名店すがわらが東京に出したお店だという。さすが午後3時半だから先客なし。中休なしで助かった。特選らーめんの塩味を注文し、サービスの道産とろろ昆布もお願いした。しかし、店が「汁なし担担麺 くにまつ 人形町店」の跡地にできたことを思えば、やはりちょっと寂しくなった。 しばらく待ったらご対麺。とろろ昆布も一緒に登場。 都内の北海道ラーメンを提供する塩ラーメンは白湯系が多いが、この塩ラーメンのスープはかなり透明感があるものだ。函館で透明感のある塩ラーメンを食べたことがあるので、驚いていない。スープは魚介系の味ですっきりしながらコクがある。塩気よりも旨味を重視するので食べやすい。途中にとろろ昆布をかけて、スープに溶かせると、魚介風味がさらに増したのだ。縮れ中細麺はスープとの絡めもいいし、やや柔らかい茹で加減でもちもちした食感もいい。肩ロースのチャーシューは歯切れがよい。 おいしかったね。インパクトが足りないと思われるが、このタイプの味じゃ都内でも珍しい。限定も結構頻繁にやっているようだ。実際にすでに常連ができたようだ。できれば長く営業を続けてくれ。ご馳走様。