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カテゴリ:症例
40代の女性患者さんです。
この方も縫製業に従事していらっしゃるそうです。 症状は? 足を引きづる、朝起きたとき腰が痛い、仕事中ふくらはぎがつる、左の肩こり、左足がさらさらする。 いつから? 1週間まえから。 右足を引きづりかげんに治療院に入ってきました。 「腰痛ですね」というと「先生よくわかりますね」と褒められましたが、おそらく気づいていないのは本人だけだと思いました。 2ヶ月ほど前、仕事が忙しく残業続きだったそうで、この時の疲労が回復しないまま普段どおりの生活を続けていたためだと思います。 ●治療第1回目 バランス活性療法の基本療法とタッチフォーヘルスの14筋を調整しました。 まだ、イマイチそうだったので、圧痛のある腸骨稜と腰椎付近を仰臥位で静圧し筋肉をほぐしていきました。 足のさらさら感と肩こりがだいぶいいというので、これで初回を終了しました。 ●治療第2回目以降 基本的に第1回目と同じ治療を繰り返しましたが、ポイントでスパイラルテープを併用して、痛みをとっていきました。 3回目ですべてのコリ、痛み、不快感がなくなったので、治療を終了しました。 2回目の治療に来院されたとき「(症状は)どうですか?」と聞きますと「う~ん、あまり変わらないような・・・」とおっしゃいます。 内心、そんなはずはないな~と思い、症状を具体的に細かく確認すると、ほとんど良くなっているではありませんか!! 患者さんの表面上の言葉に惑わされてはいけません。自分なりに確認していかないと治療の組み立てやだいたいの治療に要する期間を誤って考えてしまいます。 患者さんの言葉に「?」を感じたら、問診・カウンセリングを少し深めたほうがいい場合もあるということですね。 じつは私を含めた健康管理士仲間でメルマガ配信してます。 興味のある方は無料ですのでどうぞ! 「ゲンキとキレイ」 http://www.mag2.com/m/0000150772.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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