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カテゴリ:人生の成功と幸せ
昨日、東京で行われたあるセミナーに参加してきました。
例によって、夜行バスで行って、夜行バスで帰ってくるという強行スケジュールです。 でも、これがまた凄く良かったんです。 前々から行きたかったんですが、やっぱり行ってよかったです。 さて、このセミナーの内容を少しづつ、シェアしていきたいと思います。 ただし、ちゃんと知りたい場合はセミナーに参加して下さいね(メールいただければ教えます)。 まず、「自信を育てる」です。 よく「自信を持ちなさい」と指導しますね。 親、先生、講師、監督、コーチなどなど。 それで「はい、自信を持ちます」と言って、自信を持てる人はどのくらいいるでしょうか? あまりいないと思うんです。 少なくとも、私はそうです。 少林寺拳法をやっていたときも、高校でラグビーをやっていたときも、「自信をもちなさい」と何回も言われたし、本も読みました。 が、自信は全くありませんでした。 逆に、自分より優れている人を見れば見るほど落ち込んでいきました。 じつは「自信を持つ」「自信をつける」という言葉にはからくりがあるのです。 「自信を持つ」という前提には「自信がない」というのが隠されているのです。 ですから、このように言われると自分で気づかない部分で「自分には自信がないんだ。じつはダメだったんだ」ということを認識してしまうのです。 だから、いつまでたっても自信を持てないわけです。 じゃあ、どうするか? それが「自信を育てる」なんです。 育てるとはすでにあることを前提としています。 あるものをさらに成長させるわけです。 自分で「自信を持とう」なんて考えなくていいと思いますよ。 人に指導する時は「自信を持て!」といわずに「ここが上手いね」などと少しでもいいところを褒めてあげるのです。 誤解を恐れずにいうと良いところが「なくても褒める」のです。 実は自信というのは、子供の時に両親からどのように育てられたのかでほとんどが決まるのだそうです。 「お前にはできる」「上手だね」「頭がいいね」「可愛いね」「大丈夫だよ」「素質があるね」などというプラスの言葉で育った人は自信があるのです。 当然、成功体験も多く持っています。 反対に 「お前にできるわけがない」「やめときなさい」「それをしてはいけない」「おまえはばかなんだから」「全くだめな子ね」「何にもできないのね」「下手だね」 というマイナスの言葉で育った人は自信をもてません。 成功体験があってもそれは偶然だと思い、どうせ失敗すると思っているので、失敗経験が豊富です。 つまり、自信はただの思い込み。その思い込みが結果を作り出し、現実となってどんどん「確信」を深めていくのだそうです。 親御さんの方、責任重大なんですね。 しかし、両親の責任は成人まで。 これ以上は自分で自分の自信を育てなくてはいけません。 それが自立ですからね。 とは言っても、自分より上の立場にいる人の言動の影響力はとても大きいと思います。 師匠、監督、上司、リーダー・・・・ このような立場にいる人たちがどんな言葉で指導するのかで生徒や部下の行く末が左右されてしまうのではないでしょうか? はじめから上手くできる人、てきぱきとできる人はいませんね。はじめは誰でも素人です。 当然上手くできないし、下手くそです。 しかし、だからと言って正直に「あなた下手だね」と言ったら、その人はどう思うでしょう? 自分の潜在意識に「下手」というイメージを摺り込みます。 自分は下手なんだ。 これで「自信を持ちなさい」と言われても自信をもてるはずがありませんね。 では「センスがあるね」「上達が早いね」「上手いね」といわれたら、その人はどう思うでしょう? 嬉しいですよね。嬉しいし、楽しいからもっとやりたくなりますよね。素直にひとの言うこと聞くようにもなりますよね。 そうしてどんどん腕を磨いていきます。好きになっていきます。 そうすると「自信を持ちなさい」とわざわざ言わなくてもすでに自信を持っていますね。 自信は勘違い、錯覚、思い込みから始まるのだそうです。 自分で自分の自信を育てる方法を学んできました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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