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テーマ:文鳥(380)
カテゴリ:文鳥
たいへんな集中豪雨でした。隣の県では大きな災害がおきていました。
翌日のニュースを見るまでは、そんなことは知らない世話人・・・。 その夜もいつも通り、9時半にみんを塾に迎えに行きました。が、山の上の住宅地から降りた途端、ただの雷雨ではない、ということが、すぐにわかりました。視界がほとんどないくらいの土砂降り、それにもまして、ブキミに「闇い」のです。雷光があるとやっと先が見える。雷鳴は雨音にかき消されているので、怖いよりありがたいと思ったくらいです。下水が溢れ、道は川のよう。今にも排気筒に水が入るのではないかと冷や汗がでました。 やっとみんを乗せて、帰り道、行きよりも事態が悪化していることが見て取れました。すでにハザードを点灯してギブアップしているクルマも何台かいます。行きになんとか通れたところは坂の下なので、今はもう水位が上がっているにちがいない。道と側溝、田んぼとの境目もわからない。川に近寄らず、なるべく近道で、しかもよく知った道を選択しなければならず・・・。 まるでクルーザーのように水をかきわけ、水の抵抗でクルマが進まないので、ギアをさげて進み、どうにか帰り着いたときには、時間雨量100ミリをとうに越えていることがわかり、ぞっとしました。 夜中に市内の川が警戒水位を超えました。 さて、文鳥ブログです。 どんなに雷鳴がとどろこうと、暗闇に雷光が瞬こうと、うちの文鳥たちはいつも通りなのです。人間がこれだけビビッているのに、かごのなかで羽繕いなんかしているのです。・・・ヘンじゃない??とくにあれだけビビリのゴマ吉が、どうして平然としているのか、謎です。 ゴマ吉もパニックになるときがあります。それはしろの姿を見失ったとき。部屋の中なんだから、すぐにみつかるのに、ちょっとでも見えなくなると「キョキョキョキョキョッ!!!」と大騒ぎで探します。 ゴマ吉にはもうひとつ、不思議なことがあります。母が「なにか変わったことがあると、ゴマ吉が鳴いて教えてくれる」と言っていたのです。玄関に誰か来ている、雨が降ってきて、吹き込んでいる、止まり木が落ちてしまった・・・。お茶を沸かしっぱなしにしていた・・・。など。 そういえば私も覚えがあります。文鳥たちに布を掛けて寝かせ、2階へ行ったとき、ゴマ吉がやはりキョキョキョ!!と鳴きだし、しばらくのあいだずっと鳴いていまました。くたくただったので、そのまま寝てしまったのですが、朝になって、うっかり、リビングの戸を開けっ放しにしていたことがわかりました。 そのことがあってから、ゴマ吉が鳴いたらただごとではないと、思うようになりました。 ・・・なのに、あれだけの雷雨でも知らん顔。この轟音と光はただごとじゃないの?? それはもしかしたら、しろがいるからかもしれません。しろさえいたら、パニックにならない。ゴマ吉ならありそうに思えました。 留守のときも、「しろとゴマ吉はきっと大丈夫」と思うようにしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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