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テーマ:文鳥(380)
カテゴリ:文鳥
いつものように、朝、文鳥たちをかごから出していたときに、洗濯機が止まりました。二階へ上がり、階段うえの廊下でピンチに洗濯物を下げます。すると、突然!しろが私の頭めがけて階段を飛んで上がってきたのです!しろが家へきて5年目になりますが、こんなことははじめてです。
うちは、リビングがまるで吹き抜け(デザインというより、家の床面積を減らして、これ以上税金がかからないようにするための方策)なので、飛んでくればまっすぐに2階へ来られるのです。これまでは、みんがいくら2階の手すりから乗り出すようにしろを呼んでも、まるで約2メートルのところに見えない天井でもあるかのように、絶対に二階に来ることはありませんでした。なのに・・・。 あわてて階下へ連れて行こうとする私を尻目に、しろは手すりの上できょろきょろと、初めて見る二階を見回します。呼んでも来ません。暫くしてやっと手に載せて一緒に階段を下りました。それからも吹き抜けから上へ行こうとして、なんども飛び上がるのです。 つきだしている梁にぶつかったりしながら、4度目くらいになんとか梁の上までは行くことが出来ました。ゴマ吉はしろを見失って、パニックになっています。それをゆったりと見下ろすしろ・・・。 宇宙飛行士で、宇宙から地球を見ると、人生観が変わるという人がいました。「鳥瞰」というのは、しろのちいさな頭のなかをも変えることがあるのでしょうか。初めて見る梁の上から、しろは、いったいなにを考えていたのでしょうか。 ・・・その後。 翌日、しろをかごから出してももうぜんぜん上には行きませんでした。いつものとおり、決まったスポットに止まるだけです。「ほら、しろ、飛んでいっていいのに。二階へ行かないの?」と何度も載せた手を上へ伸ばしたのに、それ以上行こうとしません。 一晩寝たら忘れてしまったようです。しろらしいといえばしろらしい(笑) みんには「文鳥をだしたまま、上にいたらだめじゃんか!!」と叱られました。そのとおりです。 ☆ランキング参加用バナー↓ ご自由に押してください(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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