史上最高の飲み会 その3
さていよいよ明日という日。エリちゃんからメール「明日大雪だそうですけど、延期になりそうですか?」とのこと。ほら来た、という感じであった。天気予報はあいにくの大雪。電車の乱れも心配されていた。「今のところ延期するつもりはありません」と答えたが内心びくびくしていた。他の子達からも何か言ってくるのではないかと冷や冷やであったが当日はみぞれ程度で終わった。ほっ!さて、いつものメンバーではないので本当にみんな来てくれるのだろうか、という不安があった。しかし、定刻には全員集合。すごい成績だ。そして、大雪の予報だったのでいつもは超満員になる店がガラガラだった。我々の他はカウンターに4名だけ。弾き語りは入店順に行うのだが1回目は良いとして2回目まで順番がまわってこない事が多い。しかしこの日は客が少ないので結構思う存分歌えた。そして2次会は浅草のスナックへ。ここは客が一人もいなくて、完全な貸切となった。天気予報によって人間の行動はこんなにも違うのだ。ということで我々の天下で、いやー、盛り上がった、盛り上がった。こんなにも盛り上がった原因は、貸切状態であったほかに1.いつものメンバーとちょっと違うから緊張感があったこと。 そして新鮮みがあった。2.若い女の子達が3人いて乗りが良かったこと。そして3.素人の女の子達だからお世辞を言わない。それがまた緊張感。緊張感があるということは、うまく行った時の達成感は2倍になる。さらに言うと2軒とも厳選された素晴らしい店だった。ということで、かつて記憶にないほどの盛り上がり方となった。また今度の時も雪か台風の予報がでないかな。 (続く)