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カテゴリ:地元の線路脇
●100年前の代物 このたび友人の家の整理をしている場に立ち会っていたら、何か古いライトのようなものを見つけた。 鉄道グッズの中にあったので、多分昔の鉄道用の合図灯だと思って眺めていると。「持って行っていいよ!」と言ってくれたので頂いてきた。 よく見ると電池式ではなくどうもガス灯のようだ。 底面にはガスを送る穴があり、ライト内の電球がある部分にはガスの火口がある。 家に帰って詳しく調べてみると、煙突部分に製造メーカー銘が刻印されている。 「BIRMINGHAM JOSEPH LUCAS LTD No354」と刻印されている。 ネットで調べてみるとイギリスのバーミンガムにあるライトメーカーで、ジョセフ・ルーカスというブランドで自動車などのヘッドライトを製造している。 このライトは1920年にモーターカーやバイク、自転車の前照灯として作られたもので、サイドにはダイヤモンドカットされた赤いガラスが埋め込まれ後部尾灯を兼用しているようだ。 下部についていたカーバイトを入れてガスを発生させる容器が無いのが残念だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/10/10 12:10:07 AM
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