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カテゴリ:地元の線路脇
●大日如来像御開帳 蓮台寺駅から1㎞ほどの所に蓮台寺温泉がある。 温泉場の中ほどに長い階段が見えその上に天神神社がある。 今日はここに安置されている「大日如来像」が、春と秋の年に2回一般公開する日なので出かけてみた。 急な117段の石段を登らないと拝めない。 息を切らしながら一気に登る、足がプルプルしてくる。 登り切ったところに大きな石を抱えた御神木があった跡がある。 パワースポットらいい。 ?ここは天神神社なのに仏像があるの?と不思議な場所です。 半鐘がある火の見櫓です。 このあたりに751年行基創建の真言宗の「蓮台寺」があったとされていますが、1219年から21年ころに廃寺になり、後ろの丘に大日堂が作られ700年間村人に崇められた。 仏像が収められているお堂は「菅原道真」を祭る天神神社の左側にあり、通常は鉄の扉で閉じられているが公開中は戸が開けられ網入りのガラス越ではあるが仏像を拝見することができる。 中心に鎮座する大日如来像は高さ1.1m、桧材寄木造りで鎌倉時代初期の製作で有名な仏師「運慶」の作とされている。 右側には下田市有形文化財の四天王像である多聞天、持国天の二体が、左側には増長天、広目天の2体が守っている。 昭和25年に「国指定重要文化財(旧国宝)」に指定されている。 急階段の他に緩やかな階段が数年前に設けられた。 地名や鉄道駅名に「蓮台寺」の名は残っているが現在は蓮台寺というお寺は無い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/10/19 03:57:08 PM
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