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カテゴリ:史跡めぐり
●松崎花の三聖苑 ここには郷土出身の三聖人を紹介する施設で、休憩を含めて松崎の歴史を知ることができる。 この三聖人とは、幕末の漢学者である土屋三余、明治期の実業家として名を馳せた依田佐二平、その弟で北海道十勝平野の開拓者である依田勉三という、幕末から明治期にかけて活躍した松崎出身の3人の偉人たちのことだ。 この「大沢学舎」は明治6年に依田佐二平が資材を投じて開校した公立小学校。 また、明治5年に官営製糸工場として開設された群馬の富岡製糸場(世界遺産)へ、自分の一族から女工として6名を派遣し、製糸技術を習わせ3年後に一行が帰郷するのを待って、佐二平は松崎村に水車を動力とした冨岡式木製製糸機械を設置し、生糸の試作を開始した。 後に、この工場を大沢村の自宅(元・大沢温泉ホテル)内に移転し、本格的製糸業を営むに至った。 これは静岡県下の民営製糸工場としては第1号であった。 ここにも世界遺産に匹敵する場所があった。 弟の依田勉三も凄い人だ。 お菓子の六花亭が作る「マルセイバターサンド」やモナカ「ひとつ鍋」が製品化されている。 2002年には「新しい風」と題した映画が製作された。 下田の「下田高校」の前身である「豆陽学校」も彼の功績である。 ここは花時計だったが現在は時計の針が無い。 裏には「パワースポット」と書いてある山神社があったので行ってみた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/04/17 06:54:42 PM
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