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カテゴリ:地元の線路脇
●宇宙ステーションを見る 上空を飛んでいる宇宙ステーションを見たことありますか? 先日の夕方18:15頃、伊豆の真上を西から東にゆっくりと飛んでいるのを肉眼で確認しました。 豆粒より小さく飛行機と間違うほどですが、時間通りにやってきました。 JAXAのホームページで毎日の軌道を公開しています。 ISSは地球を93分で一周し、1日15.5周します。 国際宇宙ステーション(ISS)は、地球の地上から400㎞上空(低軌道)を周回する有人の実験施設だ。 気象衛星などは3万6千kmの静止軌道となっている。 アメリカフロリダ州ケープカナベラルとロシアのカザフスタン共和国のバイコノール宇宙基地から打ち上げられ、2011年に完成した。 サッカー場の大きさで、アメリカ、日本、欧州、ロシアなどの「実験モジュール」や「居住モジュール」があり、最大7名が暮らしている。世界15か国が参加している。 ステーションの内部は、地球上にいると同じように酸素もあり宇宙服も着なくて済むが、機外活動で外に出ると空気が無い真空の空間で、太陽に面している部分は121℃、太陽が遮られるとマイナス157℃と宇宙服が無ければ外に出ることは出来ない。 問題のトイレはバキューム式で吸い込み真空にして乾燥させる。 電気は「太陽光を利用した電池パドル」で発生させるため32800枚の太陽電池が8基の設置されている。 水は、地上から持ち込んだものを使い、使用後の水とオシッコも「水再生システム」でリサイクルする。 「きぼう」完成から4765日、放たれた衛星数296基。 宇宙ステーションの歴史は、1971年ソ連時代に「サリュート」が打ち上げられ1~7号まで運用された。アメリカは、1973年「スカイラブ1」、その後ソ連の「ミール」があった。 最近は中国が独自の宇宙ステーション造りを始め、「天宮」は、最大6名が滞在でき増設船がドッキングして本格派している。 しかし、問題はロシアが現在の宇宙ステーションはロシアとアメリカが軌道コントロールしているため、国際間で紛争が発生しているので心配な所だ。 最近のニュースで、ロシアが運用から撤退するとの表明があるので今のうちに見ておこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/08/05 06:32:15 AM
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