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カテゴリ:伊豆各地
●大室山山焼き 毎年、2月の第2日曜日が伊豆高原「大室山の山焼きが行われる日であった。 しかし、前日までの雨などによる天候状態では実施することが難しく、やむなく延期、延期となってしまうのだ。 毎年これを目当てに来る観光客が多く、「天気が良いのになぜやらない?」など観光協会などには苦情が多くなる。 今年も数日前に天候が悪く関東地方では小雪が降り、伊豆では雨となってしまったので3回延期となっていた。 数日前も雨模様だったので、今週もお流れかなと誰もが思っていた。 9時半ごろに、マンションの窓から何気に大室山を見たら何と煙が上がっている。 山焼きを実行する合図だ。 先に山頂の火口内を焼いて、暫くしたら火口内に見物を希望する観光客を入れるのだ。
毎回変った場所から山焼きを撮影しているが、今年は古民家再生をしている家の二階からの鑑賞となった。 勿論、自分の家なので駐車場もあり、寒さ対策も心配なくノンビリと撮影見物することができる。 早くも家の前の道路に見物者が集まってきた。 2階の部屋にカメラをセットして待っていると、2機の報道ヘリコプターが舞い始めた。 正午の花火を合図に点火され煙が上がった。裏側のリフト付近では希望者がタイマツでカヤに点火するイベントがある。 両サイドから白や黒い煙とともに炎が見え燃え始めている。 しかし、しっかり乾燥していないからなのか炎に勢いが無く煙が多いだけだった。 先日の大室山の研究発表を思い出しながらの見物となった。 30分後には、何事もなかったように真っ黒に化粧し直した大室山が青空に映えていた。 来年は、山頂の噴火口の中に入って見ることにしてみよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/02/27 07:11:08 AM
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