|
カテゴリ:伊豆各地
●伊豆縦貫道一部開通 東名高速道路と伊豆半島の下田を結ぶ全長60kmの「伊豆縦貫道」の一部が先日開通した。 区間は河津七滝の近くから下田市の境までの僅か3kmの部分開通である。 開通一週間前には、一般お披露目を兼ねて道路上を走りとウオーキングの体験が行われた。 町内外から450名が参加し賀茂地区初となる高規格の道路を楽しんだ。 19日の開通翌日に早速体験走行をしてみた。 河津桜もすっかり葉桜になり、あの賑やかさも無くなった。 河津駅から天城トンネル方面に10分程行くと左側の山裾に真新しい道路が見えてくる。 七滝の手前になる場所に「河津七滝IC」があるので左折して新道に入って行く。 もちろんカーナビには表示されていない。 民家の頭上に作られたインターチェンジを過ぎると片側1車線の本線に入る。 数百メートルでトンネルの入り口が見えてきた。 実は今回開通した部分はこの1884mの「河津桜トンネル」1本がメインとなっている。 トンネル内はどこでも見るような数ヵ所の避難滞がある。 明るくなりトンネルを抜けると「河津逆川」インターチェンジが目の前だった。 この続きの工事も始まっているので順次開通してゆくのだろう。 高速道路のナンバーはE70となる。 帰りも同じ道を通行してみた。 従来の県道414号線を通る場合は、細くクネクネしたカーブが続き誰もが遠慮したくなる道路だ。 しかも、大型車は通行できないので遠回りとなっている。 今回の開通区間だけでも通常25分のところが4分と相当な短縮となっている。 伊豆では幕末の黒船来航、1961年の伊豆急開業に続く第三の黒船となり各方面から全線開通が期待されている。 これは、観光のみならず海産物や生活物資の輸送路、災害異常時の緊急輸送などに利用価値は重要な部分となっているのだ。 全線開通すると沼津ー下田を60分で結ぶことになるが、最大の難所は天城山を越えるルートで、トンネル工事などは全く手付かずの状態なのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/03/23 09:05:20 AM
コメント(0) | コメントを書く |