|
カテゴリ:振返り旅行
●SLの思い出(やまぐち号) 復活SLの先駆けとなったのはSL「やまぐち号」であろう。 国鉄時代に全国からSL運転が終了したのが1975年で、僅か3年後の1979年8月に復活運転を開始して現在でも継続している。 運転区間は山陽本線の新山口(当時は小郡)から山口線を経由して津和野までの62.9kmを2時間かけて運転している。 使用されている車両は、当初は梅小路運転区のC571号機(1937年川崎車輛製)で、12系客車を連結していた。 その後はC581号機やC56160号機も時々加わったことがある。 1987年からは「マイテ49」という展望車も登場した。 運転が始まったすぐに九州行きの寝台列車を利用して「やまぐち号」に乗りに行ったことがある。 偶然にもテレビ取材が同乗していて、出演者は鉄道作家で有名な宮脇俊三さんと女優の刀根麻里子さんだった。 途中の仁保駅の停車時間中にSLの前に行って撮影をしているとテレビカメラもついてきた。 その時は分からなかったが、後に放映されたのを見てビックリである。 数年後、宮脇さんとは鉄道の会合でご一緒し当時の思い出話をした。 しかし、古い蒸気機関車を運転することには大変な苦労がある。 C57機関車の故障も発生し、2018年からはD51200が登場し新造された客車も入れ替わった。 現在は、D51200の石炭や水を積んでいる炭水車に不具合があり修理中で、代走でディーゼル機関車が牽引する「DLやまぐち号」となっている。 運転時刻は、新山口10:50発ーー津和野着12:58、折り返し15:54ーー新山口着17:38となっている。 途中の仁保駅と地福駅では停車時間があるので降りて撮影が出きる。 津和野にはSLの向きを変える転車台や、保存機関車D51119号機がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/04/09 08:29:00 AM
コメント(0) | コメントを書く
[振返り旅行] カテゴリの最新記事
|