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カテゴリ:史跡めぐり
●鎌田城跡(頂上) 今日は、伊東の奥野ダム近くの山にあった「鎌田城跡」を目指して登山している。 登りの山道が川のようになっている部分を通り抜けると、その湧き水の源となっている場所から麓に水を引いているヒューム管が現れてきた。 山道の左右には大きなシダの葉や苔むした倒木がある。 30分ほどで、少しなだらかな場所に出たので給水タイムとなった。 炭焼きをしていた石積が残っている。 最近は、運動不足のためか急激な山登りなどは筋肉痛になるので、休みながら行くことにした。 ようやく尾根にたどり着いたようだ。 ここの標識は左側が八代田からの登山道で、右が鎌田城とあるのでもうすぐだ。 一部分だったが眼下に眺望が開けた場所があった。 海と伊東の町並みが見える。 電車の音が聞こえ鉄橋を走っているのが見えた。 頂上に行くとどんな景色だろうか楽しみだ。 尾根沿いに歩いてゆくと、珍しい「シャシャンポ」という木がある。 足元には落ち葉が堆積していて、鹿かイノシシが通ったように荒れている。 途中に送電用の大きな鉄塔がある。 これが東伊豆線42号の正体だった。 この送電線のルートは東京ー静岡ー東伊豆線24号として66KVで中伊豆の田方変電所から来ている。 桜の里で下田方面への26号となるのだ。伊豆急線の電気もこのルートを利用している。
長い尾根を歩いた先に「土塁」の表示がある。 敵から防戦するための工夫で、堀のような切り込みを作っているのだ。 土橋を通ると、鎌田城と標識があるので右に入ると平たい場所があった。 写真を撮りながら来たので1時間ほどかかってしまった。 城跡らしき場所は結構広いので、本丸、二の丸など数棟の建物があったのだろうと推測する。 石垣の上には、神社(龍爪神社)らしき建物が見えるが最近の台風などで倒壊してしまったようだ。 奥に行くと展望台とあるので行ってみると、急に開けた場所に出た。 眼下には奥野ダムが、正面には天城連山とゴルフ場(伊東カントリークラブ)だろうか、ゴルフカートが動いているのが見える。 ここで、ランチタイムとして30分ほど休憩した。 続く、、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/06/25 05:36:46 AM
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