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カテゴリ:振返り旅行
●モン・サン・ミッシェル過剰観光 コロナが開けて観光客が動きだした。 フランス北西部にある「モン・サン・ミッシェル」では観光客が押し寄せ大変なことになっているという。 年間300万人が訪れる有名観光地だが、島に渡る道は1本のみで以前は入口付近までバスが乗入れできたが、最近は離れた駐車場からシャトルバスに乗ることになる。 それでも来場者が多くバスに乗れない、入場できないなどのトラブルが多発、石垣を登って侵入しようとすることが見られるほどになった。 他の観光地でも同じことが起こっているようで、フランスでは国を上げて行き先を変更するよう呼び掛けている。 この原因は、映画や本などで登場する場所を訪れようとすることや、ガイドブックに載っている場所のみ行こうとするからだ。 日本の富士山に軽微な格好で押し寄せる、マンガ「スラムダンク」で一躍有名になった江の電の踏み切りに集中するのと同じなのだろうか。 箱根もインバウンドの旅客が多くなりタクシーがつかまらない、10万円の宿泊料金でも埋まって行く、不動産物件がなくなる程売れているなど異常な状態が続いているという。 京都では嵯峨野線の4両編成の列車が満員で乗れない。 これは、コロナ禍になり減便したままなのでわずかな区間だが通勤ラッシュ並みとなっているのだ。 他にも、マルセイユの国立公園カランクでは事前予約が1日2500人だったのを400人にするなどの処置が取られている。 イタリアのベネチアでは島内への入場料を取ることも決定したようだ。 このように、メディアに振り回される観光地巡りは一過性の事なのだろうが目的のあるある旅にしたいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/07/16 12:10:09 AM
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