線路脇のカメラマンのブログ

●ゆいレール20周年

沖縄県の那覇市内を走る沖縄都市モノレール「ゆいレール」が開業20周年を迎えた。

戦前は小型車両ながら鉄道があった沖縄だが、暫くは全国でも鉄道が無い県だった。

渋滞緩和のため2003年8月に、那覇空港から首里間12.9 kmが開業し、これまで無事故で２億９千万人を運んだ。

2019年には首里から「てだこ浦西」まで延伸し、17km19駅となった。

使用車両はオリジナルの1000形車両で、これまで2両編成であったが8月10日から中間に1両追加され3両編成となり、朝夕の混雑時に3両編成を投入する。

中間車を組み込むのは5編成、全3両を新造するのは4編成で、来年度までは9編成が3両となる予定だ。

乗車定員は2両時は165名、3両時は251名となる。

開業時より4両運転を予定していたので構造的には十分で、ホーム有効長は3両収納となっているが、ホームドアの増設工事などをした。

数年前に行った時の2両編成。

この頃は首里城も火災前だったので見学できた。