|
カテゴリ:地元の線路脇
●ロイヤルエクスプレス北海道近況 全国的に天候不順が続いているなかで、8月7日の大雨により北海道石北本線の上川ー白滝間にある奥白滝信号所付近の築堤が8mにわたって崩壊した。 大雨で旭川ー遠軽間は運転見合わせ中だった。 この場所は、クマも出現する所で現場までの道路もないため鉄道林を伐採して仮設道路を作るところからの復旧作業となったようだ。 「ロイヤルエクスプレス北海道」のクルーズがある日だったので心配していたのだが、北見で足止めとなった。 その後、9日になりロイヤル車両は網走ー釧路経由の逆コースで札幌に返却回送されている。 また、牽引機であるDE151545と重連で運転していた黄色のDE151542が不調で原色のDE151546と交代している。 復旧工事終了までその間は、道北バスや網走交通などからかき集めたバスで旭川ー北見間を高速道路を利用して代行バスの運転となっていた。 11日出発のクルーズは、釧路まで運転してそこから戻り、再び旭川まで迎えに行くという方法がとられたようだ。 18日出発のクルーズではDE15は2両とも黄色に復旧している。 北海道産の「玉ねぎ」を輸送する貨物列車も運転できず、トラックに振り替えとなったことなどから、以前に廃止され第三セクターとなった「ちほく高原鉄道」を迂回ルートとして利用できればという考えも持ち上がっているようだ。 ロイヤルエクスプレス北海道は、間もなく初めてのルートとなる南稚内を目指して運転して行くので何事もないことを祈る。 不通区間は21日に復旧し通常運行に戻るようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/08/21 05:47:33 AM
コメント(0) | コメントを書く |