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カテゴリ:振返り旅行
●運河の水不足 世界中がこれまでにない異常気象により、各地で高温になり山火事が発生したり、台風が多発したりと経験の無い日々が続いている。 こんどは、太平洋とカリブ海を結ぶ「パナマ運河」が雨季であるにもかかわらず、100年に1度という干ばつに見舞われ深刻な水不足になり、通行する船が両側の海上で渋滞しているとのこと。 パナマ運河は、砂漠の中を突っ切るスエズ運河と違って、高低差26mを通過するため中間にあるガツン湖と言う湖の水を利用して、幾つもの水門を開け閉めして高低差を作り船を進める方法をとっている。 船を挟むように、両脇に日本製の電気機関車を供え隣の水門が開いたら機関車で静かに引いて行く方法なので、大変時間も通行費用もかかるのだ。 しかし。南米の最南端を廻るより燃料も時間も節約できるので運河を利用することになる。
運河を通行するには、申込み順や到着順となるようだ。 水不足による対策として通常は1日38~40隻の通行量なのだが、これを32隻に制限しているために両側に待ち船が渋滞することになる。 先月には、珍しく東回りの地球一周のクルーズ船が日本を出港したばかりだ。 因みに大型クルーズ船の通行料は2千万円~3千万円だが、急ぐ船はプラス料金を払って優先してもらうようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/09/03 09:23:50 AM
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