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カテゴリ:伊豆各地
●船舶免許更新(2) 小型船舶操縦士1級免許の更新時期となり下田で講習会が開かれた。 講習会場は下田柿崎の公民館で三島神社の境内にある。 入り口には、目の前の弁天島からペリーの黒船艦隊に乗り込み密航しようとして失敗した吉田松陰の像があるのだが見えない。 遠くアメリカを見ているのだろう。 以前は道路からも見えたのだが、木が生い茂り森の中に建ってるようだ。 この三島神社は、創建は不明だが南北朝時代康永年間(1342~1345年)と伝わっている。 すぐ近くには、米国初代総領事タウンゼント・ハリスが領事館を作った玉泉寺がある。 この地層は、1979年静岡県の天然記念物に指定された「偽層(ぎそう)」という海底の堆積物である。 ボート免許は、昔から海釣りなどをしているので、磯釣りもするが時々船釣りのために免許が必要だった。 東京に勤務している頃に小型船舶4級(現在は2級)を取得した。 実地試験は、寒い時期で多摩川の河口である羽田沖で行った覚えがある。 その後は、2級~1級に更新し友人の船で沼津のマリーナなどから出港して小さなクロマグロやシイラなどを狙った船釣りを楽しんだものだ。 船を操縦するには、手漕ぎボートなどエンジンが付いていない船や3m未満で2馬力以下のエンジン付なら免許は不要だが、それ以上の船の場合は航海距離によって国家試験の免許が必要となる。 2級では5海里(9km)しか行くことはできないが、1級なら20トン未満の船ですべての海域の外洋にも出ることができるので海外まで行くことができる。 ただし、80海里(148km)以上は機関長の同乗が必要なのと給油の問題があるのでヨットなら可能だ。
不思議なのは、上級の1級を持っていてもジェットスキーなど水上バイクを操縦することは出来ないので小型特殊免許を取る必要がある。 2003年以前に取得したため「特殊」と書いてあるので水上バイクも利用できる。 船の操縦は、車と違って免許がある人が船長として乗っていれば無免許の人が操縦しても良いとのことだが、何かあれば船長である免許保持者が責任を負うことになる。 船舶免許の更新は5年ごとで、これも車と違って有効期限が過ぎても失効講習会を受ければ再び使用することが出来るのだ。 以前は、船外機付の小舟を使って港近くでカサゴ釣りなどをしていたが係留場所が面倒で廃船にした。 今日の講習会は、下田の公民館が会場で20名ほどが参加した。 半数は地元の猟師さんであろうか日焼けした顔つきの人達だ。 約1時間ほどで、変更となった法令や事故例、安全対策など講師とビデオによる講習となった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/09/13 05:33:25 AM
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