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カテゴリ:保存車巡り
●小田急ロマンスカーミュージアム(モハ1型) 海老名駅のすぐ横の「小田急ロマンスカーミュージアム」に来ている。 見学順序的にはクラシックなモハ1型電車から見学する。 ここからは、少しマニアックな車両の歴史なども詳しくお伝えしますので難しいと思われるかたはスルーと見てください。 この車両は、小田急1型モハ10号車で、戦前の1927年(昭和2年)に日本車両で18両製造され、小田急の前身である小田原急行鉄道の開業時から新宿ー稲田登戸(現:向ケ丘遊園駅)の区間で普通電車として使用されていた。 その後は、東急に合併され東急デハ1150形に、戦後は小田急に分離されデハ1100型に変更されたが、その後は全車両が日立電鉄や京福電鉄、相鉄など地方私鉄に売却された。 ここに展示されている10号車は、1981年に熊本電鉄から買い戻され、開業当時のように復元された。 現在の車両の車体長は20mなのだが、この1形は14.2m、自重29.7tで4個の吊り掛け式モーターが搭載されている。 旧式車両のファンから見ると涙が出るほどの再現力で、このチョコレート色(ブドウ色2号)やリベット、車内の白熱灯、板張りの床などどれも時代を思い出させる仕様になっている。 旧型電車、現代の若者にはどう映っているのだろう。 続く・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/09/30 05:53:24 AM
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