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カテゴリ:保存車巡り
●保存車巡り(清水港線跡) 静岡県清水の三保地区に、以前走っていた清水港線の終点だった三保駅跡がある。 ネットより 今は公園となっている石積のホームの脇には、当時走っていた小型のデイゼルカーとタンク車「タキ8453」が保存されている。 清水港線は、東海道本線清水駅から分岐し三保駅までの8.3㎞を6駅で結んでいたローカル線だった。 主に港からの貨物輸送だが一部客車を連結し昭和30年代には1日7往復していた。 清水港線は、1916年(昭和5年)に軍事物資輸送を目的に開業し、一時は黒字路線となっていたが車社会になり1984年(昭和59年)4月に廃止となった。 保存展示されているディーゼル機関車は、昭和45年日本車輛製の15t、タンク車は日本軽金属所有でアルミニュウムの原料であるアルミナの粉末を蒲原工場へ輸送していた。 清水港線の珍しかったのは、途中の巴川に架かる全長88.3mの昇開橋があり、通常は一部の線路が上昇し船舶が通航でき、列車が通過するときだけ線路が降りる架道橋式であったことだ。 これで、静岡県内にある保存車の取材は全て終了した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/10/14 06:08:47 AM
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