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カテゴリ:史跡めぐり
●久能山東照宮(博物館) 徳川家康のお墓がある久能山東照宮に来ている。 最後は直ぐ隣にある博物館に見学だ。 ここで拝見したい目的の物は、家康が外国から賜った時計が保存展示されているので是非見てみたかった。 残念ながら、館内は撮影禁止なのでホームページから引用させてもらった。 刀や鎧兜などが500件20000点が保存されている。 この洋時計は、1611年(慶長16年)にスペイン国王フェリペ3世から家康に贈られたもので、日本で現存する時計としては最古の物となっている。 製造時期は1573年~1581年でゼンマイ式、時打ち、目覚まし付きの金属製小型時計だ。 ここで、伊東で洋船を造った三浦按針(ウイリアム・アダムス)と結びつくことになる。 これを聞き家康は食料や衣類などを贈った。 40日後に総督は、駿府に行って家康に面会し交易をについて話をすると、家康は西洋帆船と渡航費を提供すると約束し、1610年ウイリアム・アダムスが伊東で建造した「サン・ブエナベンツーラ号」に乗り日本人商人20名とともにメキシコに帰還した。 翌年に、探検家で商人のビスカイノが日本への答礼使として派遣され、家康から借りた渡航費の返却と贈り物を持参した。 しかし、この時計は日本の時法と違っていたので使用はされていなかったようで、家康の死後ここに祀られ重要文化財となっている。 一次は盗賊により盗まれたりもしたが、2014年にはイギリスの大英博物館の修理士により分解洗浄も行われている。 続く・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/10/20 05:37:07 AM
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