|
カテゴリ:古民家再生
●ぎんなん収穫 駐車場に大きな「いちょう」の木が1本ある。 今年は豊作なのか、いちょうの実である「銀杏」が駐車場にたくさん落ちている。 車のタイヤで踏み潰してしまうと、凄い匂いがするのでビニールの手袋をして車を入れる前にとることにした。 数日同じことをしていたらバケツに2杯分も採れてしまった。 茶碗蒸しなどに入れると、おいしく戴くことができるので食べられるようにチャレンジしてみることにした。 インターネットで調べてみると「土の中に埋める」とあるので、ビニールネットを買ってきて銀杏の実を入れ畑に穴を掘って入れてみた。 約1週間ほどで外の皮が腐ってくるので中の硬い実を取ることができるようだ。 しかし、強烈な匂いとギンコール酸という物質が含まれ、直接触るとかぶれ、かゆみがでるとのことで少し躊躇してしまう。 イチョウの木は、中国原産とされ古くから世界中に自生し、生きた化石と言われている。 落葉性の高木で雌雄異株でオスの木とメスの木があり、メスの木に実が付くらしい。 秋になると黄色の葉が綺麗で、明治神宮外苑や慶応大学の「イチョウ並木」が有名であるが、これはオスの木なので実はならないのだ。 銀杏とは、イチョウの木になる実なのだが、なぜ銀杏はこんなに匂うのか調べてみると、動物たちに食べられないように自己防衛のためだとか、異臭の原因は酪酸&ブタン酸で排泄物のような匂いがする。 臭い! 作業服に着替え、マスクとゴム手をして土から掘り起こしバケツに入れ水を出しながら、ブヨブヨになった皮を剥いて行く。 臭い! 何度も水洗いをして硬い殻だけになってきた。 これを数日間かけて天日干しをすれば出来上がりだ。 衣類も洗濯し、すぐに風呂に入ったが何時までも匂いがしている気がする 殻を割るとヒスイ色の柔らかい実が出てくる。 銀杏には多くの栄養分があり疲労回復、咳・痰、風邪予防などの効果もある。 しかし、食べ過ぎると銀杏中毒になるため大人は40個程度、子供は7個ほどと注意が必要だ。 この銀杏を最初に食用とした人は凄い! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/10/28 05:42:53 AM
コメント(0) | コメントを書く |