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カテゴリ:伊豆ジオパーク
●富戸港散歩 釣り道具のかたずけをしていたら海に行ってみたくなり、近くの富戸港を散歩することにした。 今日は午前中に大雨で海の状態が悪かったため釣り船もすべて係留され、いつもはダイバーで賑わっているのだが人っ子ひとり居ない。 土休日になると、多いときは300名ほどのダイバーが押し寄せ、海岸近くを潜るコースと船でダイビングポイントに行くコースに分かれるのだ。 目の前の海上に定置網を操業する「城ケ崎海岸富戸定置網㈱」の建物がある。 年間を通じて定置網漁を行っており、早朝の5時半ころに来ると一般の方でも網上げたての新鮮な魚を買うことができる。 また、漁業体験ツアーとして12名限定で船に乗って見学することができる。参加費用は一人3000円で捕れた魚のお土産がある。 これは「磯ぶきの花」で春先になると新芽が出るので、これを摘んで油炒め煮で食べると季節の味わいがする。 この付近城ケ崎海岸は、大室山の噴火による溶岩台地として有名で「伊豆ジオパーク」の一つである。 富戸港の背後に高さ150mにそびえる断崖絶壁の山は、4千年前に噴火した大室山からの溶岩ではなく、10万3500年前の「払火山」の溶岩台地だ。 この漁船の中の2隻は友人の持ち物である。 定置網から魚を回収する漁船。 ダイバーが休憩する場所やトイレ、救命具などが備えられている。 ここが海中へのアプローチとなる。 釣り人がいたので近寄ってみると「ハコフグ」が釣れたところだった。 この船は、ダイバーが温まるお風呂で温泉が引かれている。 一人お風呂に入っている方がいたので話をしてみたら、何と定置網の社長さんだった。 色々な話をして有意義な散歩時間となった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/11/14 12:10:08 AM
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