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カテゴリ:振返り旅行
●貨物船拿捕 先日のテレビニュースで、日本郵船の貨物船が拿捕されたと入ってきた。 インド洋から紅海に入るアデン湾区間は、ソマリアの海賊が出没することで有名で、通過する船を守るために多国籍が協力し船団護衛をしている場所だ。
拿捕されたのは、イスラエルの実業家が所有する自動車専用運搬船「ギャラクシーリーダー」で、トルコからエジプトのスエズ運河を経由してインドへ向かう途中の紅海を航行中に、ヘリコプターでやってきたフーシー派というイスラエルを敵視している集団が武装して降りて船が乗っ取られたようだ。 乗組員25名に日本人はいなく、積み荷もないとのこと。
以前にクルーズ船で経験したことだが、インド洋からアデン湾を通過し紅海に入りスエズ運河に向かった時も、日本の海上自衛隊の護衛艦「あきづき」と搭載ヘリコプターが周囲を監視するために2日間かけて紅海の入口まで並走してくれた。
クルーズ船内でも海賊対策が行われ、数日前から外に光が漏れないように黒幕を張ったり、海上から船に乗り移れないようにバリケードを設置、消火ホースで放水、デッキ上は消灯され出入り禁止となった。
乗客にも海賊対策の訓練が行われる。船長が決められた暗号を放送すると、乗客は客室に入りカギをかける訓練もした。 今回は、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘から起こったもので金品目的ではないのだろう。
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Last updated
2023/11/25 09:57:10 PM
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