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オジン0523@ Re:生田緑地のD51(09/26) 奇麗に保存されていますね。 このようなも…
線路脇のカメラマン@ Re[1]:富山の路面電車(2)(10/09) 風旅記さんへ こんにちは、伊豆と北陸は反…
風旅記@ Re:富山の路面電車(2)(10/09) こんにちは。 富山の路面電車、乗っていて…
線路脇のカメラマン@ Re[1]:E261系サフィール踊り子車内(04/22) 株式会社JCPLAN 坂本さんへ 返事が遅くな…
aki@ Re:ライドシェア(01/18) この様な書込大変失礼致します。日本も当…

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2023/12/10
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カテゴリ:地元の線路脇


●旧宇佐美トンネル写真展(1)

今日は、伊東線の宇佐美トンネル内を歩くツアーが開催されている。



この内容は11月5日の当ブログで紹介しましたのでご参照ください。

トンネルツアーに参加したかったが仕事の都合で無理だった。
これに会わせたかのように伊豆高原駅の「ジオテラス」で
90年前の旧宇佐美トンネル建設時の写真展が開催されている。







ジオテラス2階の会場には、宇佐美在住の「源久政男さん」が資料を提供したもので、40点の貴重な写真と当時の新聞を見ることができる。



15mの断層を突破したときの模様です。
昭和10年10月16日の東京朝日新聞で、当時の新聞社へのニュース原稿は電話だったようだ。


清水トンネルや笹子トンネルは1か月もかかったのに早かったとある。


当時の国鉄のことは「省線」と呼ばれていた。
伊豆のトンネルは温泉熱で暑くなるので、内部に氷柱と扇風機を持ち込んでいたようだ。


この工事区間内には「温泉予土」という地層がある。
この土は地表に出ると同時に数倍に膨張する特徴があり、太い丸太などで枠を作っても一晩で折られてしまう力がある。
昭和11年12月12日ついに宇佐美トンネルが貫通した。


昭和13年12月15日付け、処女列車が運転された。
高橋伊東駅長の合図で6時3分熱海行き(第100列車)に稲葉伊東町長など100名が乗車し出発した。


鉄道省の石川技師が宇佐美トンネルの特徴を語っている。
トンネル内は常に36℃以上で、湿度も100%に近い、作業員は8時間の間に水を5升も飲むが、衣服から絞った汗が3升もあったとか。


これらの工事には「婦人部隊」も活躍していた。






難工事だった旧宇佐美トンネル、貴重な写真なので2回に分けてアップします。



温泉予土の圧力により折れてしまった丸太。




コンクリートを打っても亀裂が入ってしまう。












唯一の機械だったボーリングマシン。


ケーブルカーの様に土砂を運び出す。


続く・・・






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Last updated  2023/12/10 06:37:49 AM
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