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カテゴリ:振返り旅行
●上毛電鉄の話題 群馬県の中央前橋駅から西桐生駅(25.4km)を結ぶ上毛電気鉄道では、23年ぶりの新型車両800形が来年2月から運転開始となる。 この800形は、元は東京メトロ日比谷線で使用されていた03系という車両で3編成6両が先行導入された。 電力削減に繋がる省エネルギー化と大容量の冷房装置、液晶運賃表、防犯カメラなどが設置され、新たなカラーデザインで登場する。 これまで使用してきた700形車両は、元京王電鉄井の頭線で使用されていた3000系で、1998年から2両編成8本が導入されたが、1960年代に製造された車両で老朽化が進んでいるためである。 編成ごとに先頭車のカラーが赤や青と変化があり面白い。 これらと同種の元京王電鉄3000系は、松本電鉄、伊予鉄道、北陸鉄道、岳南電車などでも使用されているのでこちらの将来も気になるところだ。 当初は、新造車導入の計画もあったが小ロットで高額になることもあり中古車導入へ変更された。 この路線は、「群馬県型上下分離」と呼ばれ、線路など下部のインフラ部分の費用を国や自治体が支援するという方法をとっている。 沿線の大湖駅と、隣接する車両基地、変電所などは登録有形文化財となっている。 特にレトロな昭和3年製造の「デハ101」は、イベントや貸切で時々本線を運転している。 また、動態保存目的で東急電鉄から譲り受けた電気機関車「デキ3021」があり運転体験などもできる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/12/15 04:58:59 AM
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