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オジン0523@ Re:生田緑地のD51(09/26) 奇麗に保存されていますね。 このようなも…
線路脇のカメラマン@ Re[1]:富山の路面電車(2)(10/09) 風旅記さんへ こんにちは、伊豆と北陸は反…
風旅記@ Re:富山の路面電車(2)(10/09) こんにちは。 富山の路面電車、乗っていて…
線路脇のカメラマン@ Re[1]:E261系サフィール踊り子車内(04/22) 株式会社JCPLAN 坂本さんへ 返事が遅くな…
aki@ Re:ライドシェア(01/18) この様な書込大変失礼致します。日本も当…

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2023/12/21
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カテゴリ:伊豆各地

●鳥精進・酒精進

伊豆の河津地区では、千年もの昔から伝わる風習の「鳥精進・酒精進」という変わった行事が毎年行われている。

これは、川津来宮神社に伝わる伝統行事で、暮れの18日から23日までの6日間は鶏肉と卵、酒を一切口にしないで過ごすことだ。





前日に神社に氏子が集まり、神社が作ったどぶろくと鶏肉入りのけんちん汁で最後の飲み食い納めの儀式が行われる。

TVニュースより


最後に「止めま~す」との掛け声で杯を木箱に納めここから始めとなる。



このいわれは、昔河津を納めていた「杉鉾別命(すぎほこわけのみこと)」という神が大変酒が好きで常に持ち歩いていた。




ある日、瓢箪に入れてきた酒を飲み酔いつぶれ草原に寝転んでいると、野火が発生し周囲を炎に囲まれた。

その時、たくさんの小鳥が近くの海や川から羽に水を含ませて、何往復もして火を消してくれ命が助かった。このことを村の衆に伝えた。
という民話が残っている。

 TBSの「まんが日本昔話」でも放送された。





河津地区では今でもこの風習を守っているのが凄い。

これを破ると火事になったり怪我をしたりすると言われ、習慣を守り町内の学校給食でも鶏肉や卵を使わないらしい、若者も飲み歩かないなど守っている。

そのため町内のスーパーや酒屋、飲み屋は売り上げが落ちると思いきや、この期間が明けるとこれまで以上の酒盛りが始まるので心配ないそうだ。

ちょうど忘年会やクリスマスの時期なので休肝期間として良いのだろう。

時々、河津在住の人達に問いただすことがあるが「どうしても飲まなければならない時は他の町に出かけるようにする」と言っていた。

境内にある樹齢千年以上という天然記念物の「大クス」は、これらの出来事を見てきたのだろう。













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Last updated  2023/12/21 05:45:32 AM
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