線路脇のカメラマンのブログ

●初日の出

誰でも元旦の天気が気にかかるところだが、先日は雨だったが今朝は星空が見える良い天気だ。

昨夜の「池の里年越し花火」を見に行って、数時間寝ただけで6時に起きて城ケ崎海岸駅に向かった。

でも真っ暗です。

毎年、色々な場所から狙っているのだが、今回は城ケ崎海岸駅の陸橋から撮ってみる。

この付近で有名なのが、大室山や小室山の山頂からなのだが、千人もの人出なのでリフトに乗るために早くから並ばないと間に合わないらしい。

東伊豆の海岸線からの日の出の見える角度は、伊豆高原までは正面の「伊豆大島」の左側に、熱川あたりからは右側に現れるのです。

狭い陸橋のでも近所の方たちが30名ほどの観覧者が集まってきた。

30分も待っていると、伊豆急線の8000系電車が上り下りと走ってくる。

下田方面の水平線には大きな雲があるが、正面は何となく大丈夫のようだ。

時間とともにマジックアワーの空模様が美しい。

すっかり明るくなった城ケ崎海岸駅。

お正月らしくお餅を戴きました。



風もなく暖かいお正月で、今年も良いことがありそうだと思いながら一休みしていると、突然スマホから「緊急地震情報」が鳴り始めた。
石川県能登半島の先端で震度7（M7.6）の地震が発生し、津波注意報が発令された。
伊豆半島では何の揺れも無かったが、時間がたつにつれ日本海側では家屋が倒壊したり津波、火災の発生、地割れなどの被害が分かってきた。




空港も閉鎖、鉄道も在来線や新幹線も運転見合わせとなった。
残念ながら死者も73人と増えている。
物価高騰も大変だが、誰も予測できない災害が一番怖い出来事だ。

しかし、これだけではなかった。
２日には、羽田空港の滑走路上で千歳発の日本航空機（516便エアバスA350型）と、羽田に常駐している海上保安庁の飛行機（MA722みずなぎ1号6名乗車）が衝突し炎上する事故があった。




皮肉にも海保の飛行機は能登半島地震の救援物資を輸送中だった。
乗員乗客379名は無事に脱出避難し、海外からも手本のような対応だと絶賛されたが、海保の乗務員6名中５名は死亡した。

また、３日には北九州小倉で大火災が発生している。
今年は「伊豆半島沖地震」から50年、石廊崎付近で30名が犠牲となったこともあり、他人事ではない。

正月早々残念なことが多発しているので、災害の年にならないことを祈る。