線路脇のカメラマンのブログ

●城ヶ崎海岸散歩（１）

今日は、天気も良く久しぶりに地元の城ヶ崎海岸を散歩することにした。

これまで何度も歩いているのだが、暫く行かないと色々なところが変わっている場合がある。

今回は、門脇吊り橋の駐車場に車を停めて富戸漁港近くの「ボラ納屋」から出発する。

入口には、駐車料金(500円）の徴収所があるが飲食店を利用する場合は無料となる。

ボラ納屋とは、江戸時代に紀州から伝わった魚のボラ漁をするための漁師小屋のことで、ここで捕れたボラを将軍家に納めていた。

復元された建物では、現在磯料理店となっている。



ご当地ソングとなっている「城ケ崎ブルース」。

海の先端にはボラが来るのを見張る「見張り小屋」も復元されている。












小屋の中には常時4人が寝泊まりして見張りをしていたようだ。

ボラ納屋の敷地内に、夏には海辺のプールとアジや鯛などを釣る「釣り堀」もある。

ハイキングコースは、曲がりくねった海岸線を登ったり降りたしながら進む。
所々に「磯道」という海岸の釣場に出る細い道ができている。

今の時期は、イソブキの黄色い花が咲いている。

伊東市では重要なハイキングコースなので、安全に利用できるように常に道の整備をしているので迂回路となっている部分もある。

暫く行くと「幕末の砲台跡」がある。

日本に黒船が現れる時期に沼津藩の水野氏が海岸防上の要所に備えた大砲があったところだ。

しかし、こんなに小さな大砲では船に届かないだろう。

続く・・・