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カテゴリ:振返り旅行
●青函トンネル 本州と北海道を海底トンネルで結んでいる「青函トンネル」を走る新幹線が260km運転をする。 現在は、貨物列車と北海道新幹線が同じ線路を共用(53km)しているため速度が160kmと制限がある。 青函トンネル内は、在来線の線路巾(1067mm)と新幹線用の(1435mm)の3本のレールが敷かれている三線軌条なので共用できるのだが、貨物列車の運転中に新幹線が高速で隣の線路を通過すると風圧でコンテナなどの荷崩れ事故に繋がるため低速運転となっているのだ。 今回の速度アップは、4月29日と5月4~7日のゴールデンウィーク期間中の始発から15時半までの期間限定となる。 この時間帯には貨物列車が運転しないことで実現するとのこと。 なお、この青函トンネルを通過できる営業列車は新幹線と「トランスイート四季島」のみで、毎年北海道巡業に行っている伊豆急の2100系の「ロイヤルエクスプレス」は貨物列車として通過している。 新幹線開業前は、北斗星やカシオペア、はまなすなどの夜行列車が運転されていた。 このころに青函トンネルの臨時駅である「龍飛海底駅」と「吉岡海底駅」を見学したことがある。 ちなみに、現在青函トンネルを通る新幹線は約30本、貨物列車は1日約50本と北海道からの農産物などの輸送には欠かせないルートとなっている。 先日だが、青函トンネル内で貨物列車が車両不具合があり点検のため停車したため新幹線にも遅れが発生した。 新幹線の札幌延伸が完成する頃には、1編成が全て荷物が積める「新幹線貨物列車」が登場しているかも知れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/01/23 05:47:26 AM
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