線路脇のカメラマンのブログ

●スエズ運河４割減

イエメンの親イラン武装組織であるフーシ派なる集団により紅海を運行する商船への攻撃が止まらず、これまで40隻が標的になっている。

このため、インド洋から地中海に抜ける近道の「スエズ運河」の通行量が4割も減ってしまったようだ。



イエメン沖のアデン湾から紅海の入り口までは日本など多国籍の部隊が海賊対策のため護衛艦を派遣している。


時には護衛艦から飛び立ってきたヘリコプターが飛来する。
本艦は「てるづき」だが、現在は「さざなみ」が担当している。

主に貨物船が狙われているのだが、沈没や束縛目的ではなく輸送コストを上げることが狙いのようだ。
しかし一部の乗務員にも被害が出ている。

この陸地がイエメンか。

そのためスエズ運河の通航を避けて、南アフリカのケープタウンを迂回せざるを得ないので日数も10日以上と燃料も相当はねあがるのだ。

コンテナ１個あたりの輸送費も以前の3.4倍も高騰している。

また、スエズ運河の通行料を徴収しているエジプトも収入半減で大きな打撃を受けている。






旅客船は狙われないようだが安全のため大廻りを強いられている。



美しい夕日は今日も輝いている。


今日のアデン湾付近。


ケープタウン沖には大量の船が運航している。