線路脇のカメラマンのブログ

●3000系で下田へ（２）

久しぶりに電車に乗って下田へ向かっている3000系の車内からの続きだ。



伊豆稲取駅では8000系のラッピング無し通称スッピンと行き違う。


伊豆急行線は、海岸線に迫る地形を縫うように通っているのでトンネルが多い。トンネルを抜けると海が、山が見える楽しさもある。


この場所は3本先のトンネルまで見えるのだ。


つい最近まで大混雑をしていた河津桜並木だが、すっかり葉桜となり屋台を解体している様子が見える。
河津駅の出発メロディーは「天城越え」だ。




伊豆急行線で一番長い2796mの「谷津トンネル」を抜けると、閑散な山間の稲梓駅に到着する。
相変わらず利用客も一番少なく、鉄道ファンの間では「伊豆の秘境駅」と呼ばれている。
何でこんなところに駅が ？と不思議がるが、河津ー蓮台寺駅間の距離があるため列車交換設備として重要な駅なのだ。


正面に「寝姿山」と右手に「下田富士」が見えてくると伊豆急下田に到着だ。


先ほど伊豆高原で追い抜いていった特急が、12：05発の「踊り子8号」として折返しの出発時刻を待っている。




途中鉄橋の近くの土手に、菜の花が咲いているのを発見したので撮影に向かってみた。

いいコントラストだ。