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カテゴリ:伊豆各地
●雲海 毎日職場のロビーから前方に見渡せる天城連山を眺めている。 今朝は、夜も明けきらぬ早朝の大室山から雲海が降りてきた。 初夏の天城山には、風がどんよりした厚い雲がユックリと悪魔の手のように動いてくる雲海が発生する。 最初は頭を出していた矢筈山(ゲンコツ山)もすっかり隠れてしまい、下界の十足や池集落はいつの間にか飲み込まれて雲の中になってゆく。 一刻毎に変化するその様子は、まるで南アフリカケープタウンのテーブルマウンテンから街に雲が流れる「テーブルクロス」のようだ。 時には、満月が大室山に沈む光景など、陽が登るまでの一時の自然現象を楽しんでいる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/04/12 05:24:48 AM
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