線路脇のカメラマンのブログ

●若狭湾周遊の旅（C58171）

のんびりユッタリ若狭湾の旅に出かけている続きです。

●保存車C58171

今日は良い天気だ。
　観光案内所で自転車を借り、誰も居ない中央公園の中まで乗り込むと、目の前に蒸気機関車C58171がいた。

このC58171号機は、1939年（昭和14年）汽車製造大阪工場製で金沢や敦賀で活躍し1971年に廃車となる。







まさに小浜線で活躍した馴染の深い車両だ。

しかし、残念ながら少し痛みが来ていて状態は良くない、正面煙室扉のハンドルが無い。











キャブ内の部品も盗難に遭っているのか欠品になっている。







ライトも破損している

1968年（昭和43年）の福井国体の時には敦賀〜上中間・若狭高浜〜東舞鶴間のお召し列車を担当した。

SLの取材を終えると向い側の病院が気になった。

何と歴史上有名な「杉田玄白記念病院」となっている。

9階建ての大きな病院で、456床もある。杉田玄白は江戸時代に「解体新書」を翻訳した医者で、当時の小浜藩の藩医となっていた。1階には資料館もある。



この銅像は？


明治維新の先駆けとなった幕末の志士「梅田雲浜」だ。

続く、、、、