線路脇のカメラマンのブログ

●喜寿のお祝い

喜寿のお祝いに行ってきた。

おじいちゃんやおばあちゃんではなく、伊豆箱根鉄道の電気機関車が77歳のお祝撮影会となりました。

場所は修善寺駅ホームで、ED32とED33号機の2両が重連（2両連結）でやってきて一般向けに撮影会が開催された。

今日は七夕です

今日は40℃を越す殺人的な日だというが、１時間前にはすでにホームや踏切で陣取っている人達がいる。

修善寺駅の出入り口には「ミストシャワー」が用意されている。


こんな装置が必要なのです






ホームには1300系や3000系が停車している




レトロな洗面台

この車両（3001編成）は、軌道線カラーといって三島広小路～沼津間を結んでいた軌道線を復刻したものだ。

同じ3000系でもこれはアニメ「ラブライブ!サンシャイン」の派手なラッピングとなっているので人気がある。

次に入線して来たのは、JR東日本のE257系特急「踊り子1号」で、熱海で前9両が切り離され伊豆急下田行きとなっている。

終点のこの駅では折り返しの時間を利用して乗務員が窓の掃除をしている。

相当暑くなってきたので少し頭からかけて欲しいくらいだ。

ラッピング車が出発すると、まもなく大場の車両基地から回送でやってきたのは、本命の電気機関車ED31形で、1947年（昭和22年）に東芝で製造され西武鉄道で活躍していたが、伊豆箱根鉄道の前身である「駿豆鉄道」時代の1952年に嫁いできた32号機と33号機である。

日頃は工事列車や夜間作業の牽引車として、時には甲種回送の牽引として活躍している。







ED32号車




ED33号車




全く同じスタイルの機種だ

今日だけ特別な「ヘッドマーク」を付けてもらい「喜寿」のお披露目となった。

2021年の検査時に塗装されたので綺麗な状態だ。







車内にはエアコンは入っていないので扇風機のみ





運転台は横向きで片側のみ


無線アンテナ

暫くは少ない人数で撮影していたが、下り列車が到着するとドーと多くの鉄道ファンが降りてきた。

途中で回送シーンを撮って来たのだろう。

これは2本が入線しているのではなくホームのカガミです。






後にこの場所に行列ができた。

この方も77歳の喜寿なのだろう。

撮影は早々に切り上げて久しぶりに「バーミアン」でランチとなった。







ここでも人間とは接触しない、注文はタブレットで




運ぶのはロボット


支払いは無人レジだった

上りの回送列車の撮影場所は、隣の駅である牧之郷の近くの田んぼから真横を流し撮りで狙ってみた。



まず先行列車で練習なのだが、40℃くらいの炎天下で田んぼの水が涼しそうだ

うまくいった！