線路脇のカメラマンのブログ

●リュウゼツランの花

最近、東京や神奈川県で「リュウゼツラン」の花が咲いたとテレビなどで話題になっている。

そんなに珍しくもないと思うんだけど、、、、

伊豆でも近くの伊豆高原駅前の駐車場や、伊東駅前、道の駅マリンタウンでも見ることができる。

伊豆高原駅前の駐車場には話を聞きつけた人たちが見物に来ている。








しかし、花は5～8mほど上なので近くで観察することはできない。

リュウゼツランは、中米原産の多肉植物で現地では酒の原料となっている。




下から順に咲いてゆく


ランとあるがラン科ではなく、大きな厚い葉にはトゲがあり伝説上の龍に例えられこの名前となっている。

これが花です


これはネットより



種類によってはその汁に触れると皮膚がかぶれるそうだ。

一般的には「アオノリュウゼツラン」という種類で、この場所では1994年ころに植えたようだ。



何処でも見る光景だ。


花が終わって枯れている。

真ん中から突き出た茎は1日10㎝ほど伸び、2か月で最大10ｍ程になり数千の花を付ける。

メキシコでは「マゲイ」と呼ばれ、夜間にオオコウモリがこの花の蜜を求めて乱舞するという。

これはテキーラ用ネットより。



この糖分を利用して蒸留酒である「テキーラ」が作られている。

また、葉からもアサのような繊維を採りだしロープや工芸物としている。

花は数十年に一度だけ咲いて開花後は枯れてしまう。

周囲には数株あるので来年も見ることができるかも。