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カテゴリ:ショートトリップ
●涼を求めて箱根(3) ●大涌谷 強羅付近で電車を撮ってから大涌谷へ向かったのだが、大涌谷への駐車場が少し混んでいて10分くらい待つことになった。 ここ大涌谷周辺は活火山で、地表から噴煙を上げる状況や硫黄の匂いで生きたジオパークを感じることができる。 大涌谷とは今から3100年前から2900年前に水蒸気爆発で山崩れが起きた場所で、2019年に噴火の予兆があり一時は立ち入り禁止となりロープウェイも運休する事態となったが半年後に解除となった。 昔は「地獄谷」とか「大地獄」と呼んでいたが、明治天皇の行幸啓に際し1873年から「大涌谷」と改称された。 地下水は掘削され温泉供給により強羅や仙石原の旅館などに利用されている。 噴出温度は95℃~143℃で亜硫酸ガスなども流れているので周囲の木々は枯れている。 近くまで寄ってみたいが現在は立ち入り禁止となっている。 ジオ検定2級を持っているので、早速2014年にできた「箱根ジオミュージアム」を見学することにする。 入場料は100円と安く、気軽に大涌谷のできた構造を学ぶことができる。 噴火の副産物は硫黄と温泉だった。 ここの名物は「黒タマゴ」で、地熱と火山ガスの科学反応によりタマゴの表面が真っ黒になるのだ。 作りたての黒タマゴは一袋4個入で5百円で、ここでしか買えない。 近くにある延命地蔵尊からのいわれで、1個食べると7年寿命が延びるとされる。 続く、、、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/08/14 12:10:11 AM
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