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テーマ:ゴハンな話(450)
カテゴリ:ポーランド料理
バルシチ・・・ポーランド料理だ。
ロシア料理のボルシチとは違う! 何故に突然ポーランドなのか? それはね、このサイトが世界食堂だからだ。 最近、数カ国の料理による傾向があったので、 ちょっと今日は変化球を投げてみる。 という裏事情はさておき、 ポーランド料理は実に、バラエティが豊富で、 しかも独特だ。 それは、7カ国に隣接し、 北はバルト海、南は山脈が連ねるこの国の、 アイデンティティだと言えるかもしれない。 さて、肝心のバルシチの説明をしよう。 バルシチはボルシチとは根本的に異なる。ボルシチはシチューだ。バルシチはスープ。 バルシチは、ビーツ(ビートとも呼ばれる)という赤カブを主体にしたスープだ。赤ビートを発行させてつくるそのスープは、赤ワインのような鮮やかな赤色をしている。 ちなみに、ビーツは飲む輸血と呼ばれるほど、栄養分が豊富だ。 リンや鉄分、マグネシウム、ナトリウムなどが豊富に含まれていて、身体を強くしてくれる。 バルシチには、基本的に具は入れないが、ウシュカと呼ばれる水餃子のようなものを入れることもある。 味は甘みがあってさっぱりしている。 甘いスープが好きかどうかによって好みは分かれると思うが、色は一見えぐそうだが、味はさっぱりだ。 昔はバルシチと呼ばれる野草を使っていたことが、この料理の名前の由来のようだが、今は赤カブが主体となっている。 ビーツ(赤かぶ)スライス 234g お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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