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スペインではバルでタパスを食べるのが日常。
バルとは、バー。 基本的には、お酒を飲むところなので、ビールやスペインワインを 満喫するのもいいが、軽食も食べられる。 そして、この軽食をなめてはいけない。 軽食とはいえ、味にうるさいスペイン人。 おつまみ程度だと思っていると、びっくりするほど美味しい料理が 出てくるのだ。 これが、タパス。 タパスは小皿料理。日本でいうところの惣菜だ。 店に入ると、大皿に盛られたタパスが並べられている、 そこから、自分の食べたい料理を選び、取り分けてもらう。 そんなタパスではずせないのは、ケソ。 スペインチーズである。 スペインで最も有名なケソは、 ケソ・マンチェゴだ。 ケソ・マンチェゴは、カスティーヤ地方が産地の、 「マンチェゴ種」の羊乳のチーズである。 味は、羊乳であるだけにクリーミーで濃厚。 風味が豊かで高級感のある味がする。 ケソ・マンチェゴは外側が黒っぽく、ジグザグの編目模様がついている。 中は濃い白色だ。 編目模様は、手作りでこのチーズを作っていた時代に、 プレタと呼ばれる帯を巻いて作っていたため、その帯の編目がついていたことにより付いていた。 今はその名残りで、型によってこの編目模様をつけている。 ケソは熟成期間によって、味も値段も違ってくる。 新しいものから、フレスコ⇒セミクラード⇒クラード、 と呼ばれ、クラードが一番長く熟成したものであり、 値段も高い。 ケソ・マンチェゴはというと、 フレスコ(新しいもの)は鮮やかなミルクの香りや風味があり、 クラード(熟成させたもの)は、羊ミルク特有のとても濃厚な味が出てくる。 どっちもそれなりの良さがある。 さて、ケソ・マンチェゴはドンキホーテに出てくるほどメジャーなチーズなので、 スペインならば間違いなくどこでも食べられると思うが、 食べるときには、赤ワインやシェリー酒と共に楽しみたい。 とてもあうのだ。 バルで、赤ワインを飲みながら、ドンキホーテのロマンを思う。 夏の夜には、そんな風情をケソと共に楽しみたい・・・ 1日1票 お願いしま~す! 人気blogランキングへ ドン・キホーテも食べたスペイン産、マンチェゴ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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