053506 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

世界食堂(世界の食を食べ尽くす)

世界食堂(世界の食を食べ尽くす)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

世界食堂の支配人

世界食堂の支配人

Category

Recent Posts

Archives

July , 2024
June , 2024
May , 2024
April , 2024
March , 2024

Freepage List

August 6, 2005
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
真っ青な青空と、深く青い海。
そして、童話にでてくるような白い建物を、
細い路地が駆け抜ける。
見渡せば、大小さまざまな島が、
リズミカルに目に飛び込んでくる。

エーゲ海だ。
眺めていると、青というより、藍というほうが近いその海に、
吸いこまれそうになる。

エーゲ海に面するトルコやギリシアの料理。
今日はそんな海の幸満載の料理を紹介する・・・
と思いきや、違う。
今日は、そんな街で日常的に食べられている、
『ピタ』
の話しをしよう。


ピタとは、中近東の代表的なパンで、
平べったく、中が空洞になっているものだ。
中に、肉や野菜を詰め込んで食べる、
サンドイッチのような食べ方が一般的だ。
味はピタがピザの起源となった説もあることから、
ピザの生地のような味を想像してもらうとよい。

ピタの成分は、小麦粉、水、塩、砂糖、イーストだ。
これを良く混ぜて発酵させ、焼き上げたもの。
小麦粉と水の比率は2:1。
水が少ないため、他のパンより長持ちする。



さてピタの起源はユダヤにある。
もともとはユダヤのパンなのだ。
正確なところはわかっていない(これいつもだが・・・)が、
恐らく作られ始めたのは、B.C.2000年ごろだ。
中国4千年の歴史に匹敵する、とても歴史の古いパンなのだ。
バビロニアで発祥したパンが、エジプト、ギリシアと伝わっていく過程で、
中東で、出来たもの。
実際に糖が入ったパンになったのは、B.C.1500年ごろだろう。
ちなみに、発酵パンの発見は、
「こねた生地を忘れて、そのまま放置していたら、塩をふいて膨らんでいたので、
焼いてみたら、今までにないふっくらとしたパンが焼きあがった。」
という、偶然によるものだったのだ。


続いてピタの語源。
ピタは、ヘブライ語でアラブ人のパンという意味であるが、
その語源は、ギリシア語の「ポケット」だと言われている。
きっと形から命名したのだろう。



さて、ピタの料理で有名なものを紹介しよう。
・ファラフェル入りのサンドイッチ。
ピタの中に、ファラフェルと野菜を詰め込み、フムスを大量にかけたもの。
「ファラフェル」は中東の代表料理で、
ヒヨコ豆をおから状にして揚げた「豆コロッケ」である。
「フムス」は、ヒヨコ豆をゆでてすりつぶし、オリーブオイルと混ぜて作った、
ペースト、ディップ。豆の香りとオリーブオイルの柑橘系の味が、
まったりとした味を作り出し美味しい。

・スプラキピタ
ギリシア料理。
スプラキという、ギリシア料理を代表する香ばしい羊肉の串焼きを、
トマトやタマネギといった野菜とともに、ピタに入れたもの。


このピタ。
日本でも最近は、ファーストフードに使われているところもある。
それはそれで美味しいのだが、本当のところを言うと、
自分でピタを作って、お好みの具を入れて食べる。
これが最高に美味しい。



■焼成冷凍■ピタパン 6枚
■焼成冷凍■ピタパン 6枚





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  August 6, 2005 08:40:03 AM
コメント(6) | コメントを書く


Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

絵画で見る日本の祭… 廣田憲治さん
アルマニャックと季… dullanさん
T&N Big Orange7940さん
「乾坤一擲」 橋 亭 … チャフィーさん
現役コンサルタント… Consultant2005さん

Comments

乗らない騎手@ ちょっとは木馬隠せw あのー、三 角 木 馬が家にあるってどん…
ボーボー侍@ 脇コキって言うねんな(爆笑) 前に言うてた奥さんな、オレのズボン脱が…
もじゃもじゃ君@ 短小ち○こに興奮しすぎ(ワラ 優子ちゃんたら急に人気無い所で車を停め…
しおん@ ヤホヤホぉ★ こっちゎ今2人なんだけどぉ アッチの話…
ヒゲメタボ@ クマたんと呼ばれてます(^^; 最近はこれが流行ってるって聞いたので …

© Rakuten Group, Inc.
X