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今話題のPSEです。 一般家庭用家電に安全の印として、PSEというマークがないと 2006年4月以降(来月から)は販売することができないという法律です。 この法律は5年前(2001年)から施行が決定されていたのですが、 この法律についての認知度はほぼ最近までかなり低い値で、 私も本当につい3日前くらいに知ったばかりです。 この法律の一番の被害者は中古販売業者だ。 なぜならば今まで売ることができていた商品の大半を売ることができないという状況になるからだ。 このPSEマークは販売業者自身が検査を行うことで、 マークのついていない商品にもPSEマークをつけることが可能なのだが、 その機械の購入には10数万円の費用がかかる上、 検査を完了した上で販売した商品に問題が生じた場合は 販売業者側が責任を取らなければならないのだ。 本来中古商品というのは、購入した際商品に問題があった場合しか 保証はしないという暗黙の了解が前提として存在している。 そのため中古販売業者がPSEマークをつけるということは その前提を覆すということだ。 つまり、中古商品を扱う業者としては、 安易にマークをつけるわけにはいかないのが現状だ。 その結果として、潰れる店も少なくはないだろう。 このように一つの業種をほぼ壊滅状態にまで追い込むような法律を ほとんどの人が知らなかったという現状はおかしい。 マスコミですらもこの問題をとりあげ始めたのが今月に 入ってからの事というのは驚きだ。 ここまで認知度の低い法律を、急に施行してもいいのかどうかということには大きな疑問が残るが、政府はこの法律を変えずに施行する構えを崩さない。 このようなどたばた劇(政府は違う見解を述べるだろうが)で 昔からの名器と呼ばれる楽器や、 アンプなどが姿を消してしまうというのはあまりにもさびしい出来事だ。 政府はもっとこの法律の事を国民に伝える義務があるのに それを怠ったとしか思えない。 これは深く反省してもらわなければならない点である。 さて、悪いことばかりを上記では述べたが、 我々消費者としては決して悪いことばかりではない。 これから売る事ができなくなる家電を大幅に安く買うことができるからだ。 DVDレコーダーなど欲しくても中々買えない商品を買うというのなら 今月末が狙い目です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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