3,4,5,6・・・1,2,3。
息子が 晩御飯の時 「日曜日に 徳島に遊びに行って 道を捜してたら~盲学校に見迷い込んでん・・。ライトハウスまだちゃんとあったで。」っと私に話してくれました。なんとまぁ~思いがけない話でしょうか。私は 思わず心の中で「何年前になるんやろう??あれはユウタが3年生やってんから 小学校が3,4,5,6・・・中学1,2,3、・・高校1,2,3,。大学1,2,3,4やろ。・・それに専門学校の1,2,3年と 社会人になって 1,2年やから 十九年前になるんか!!」生まれつきの視力の偏りをリハビリするのに 3年生のムスコは 1年間徳島の盲学校の寮「ライトハウス」にお世話になっていました。ムスコ「俺がザリガニ釣りしよったん覚えとる?? あの沼埋められてもうーなかったは・・。」私「覚えてるよ。土曜日に迎えに行ったら 薄暗い庭で 一人残ってザリガニ釣ってたやん。今の時期だと 徳島の国体も終わって 皇太子さんと雅子さん新婚だったよね。」ムスコ「あの一年めちゃ長かったは・・。足も折ったし・・。」私「うん。おじいちゃんも急死したしなぁ~ 我が家激動の一年やったなぁ~。 文化祭で大きな恐竜作ったり ダンスを踊ったり 6年生のシュウ君と漫才披露したり まあ君や さとしどないしよるやろか?みさきちゃんにゆう君もおったなぁ~。」皆 りっぱな社会人になって 頑張ってるやろね。理学療法士になって2年 ただ今個別訪問リハビリに取り組んでいるムスコが 迷い込んだ盲学校となつかしのライトハウス。最後にムスコが「日曜日だったから ライトハウスは 皆帰ってるから静かだったは・・。」静まり返ったライトハウスに そっとムスコの名を呼んでやる。「ゆうたぁ~」 薄暗い廊下の向こうから 八歳のムスコが 竿を持って駆けてくる気がするよ。「おかあさぁ~ん」って言いながら・・。